情報商材だけでインプットしようと考えるのは、なぜダメか?
ノウハウの理解は基礎知識を前提となる
情報商材だけで、インプットしようとしてはいけません。
何故なら、私はそもそも情報商材は、知識ゼロの人をターゲットにしているわけでは無いからです。
情報商材は一般的に高額商品となっています。
「高額だから価値があるだろうと思い、真面目に実践しても成果を出せる。」
思いたい実践者の気持ちはよくわかります。
しかし、過度な期待は危険であり現実的な期待を持つべきかと思います。
情報商材で書かれている主な内容はノウハウです。
ノウハウは基礎知識があって初めて理解が出来る応用的内容だと思います。
例えば、中学生の算数は、小学生の算数の知識を習得して、初めて理解ができます。
アフィリエイトも同じ事が言える。
知識ゼロの人が、知識を前提とした応用的な知識であるノウハウを十分に理解が出来るとは考えにくいと思うのです。
また全ての情報商材は、基本的な知識について丁寧に解説しているわけではありません。
仮に解説していても、あくまでも販売者目線での解説の記載内容だと思って下さい。
つまり仮に触れられているとしても、購入者全員がその内容の説明を読んでも、全員が理解できるとは限ら無いのです。
一つの情報商材の情報源だけに頼るのは無理がある
一つの情報商材の情報源だけに頼って成果を出すのはかなり難しい、と私は考えます。
というのもアフィリエイトで成果を出すために必要な知識は、幅広いからです。
例えばブログアフィリエイトで結果を出すためには次の内容の知識習得が必要となります。
- 商品選定
- ライティング、
- SEO、キーワード選定
- 最小限のHTMLの知識
- アクセス解析
アフィリエイトの情報商材のマニュアルは、PDFで200~300ページが多いですね。
- 風花初芽
- 1ラウンドアフィリエイト
- RMAプロジェクト
などの定評のある教材の分量はこのぐらい。
果たして、以上の内容を一つの情報商材だけでマスターが出来ると思えるでしょうか?
私は人ぞれぞれだと思うので一概に言えないのですが、現実的には難しいと考えます。
例えばライティングやSEOに関しても書店に行けば、それ関連の一冊の本があります。
これは、ライティングであれ、SEOであれ一冊の本に出来る内容です。
せいぜい、情報商材の内容はPDFで200~300ページです。
理解しようと頑張った所で、本当に成果を出すための必要にして十分な知識がインプットが出来るのか、私には疑問があります。
知識不足を解消するために
以上の説明から、情報商材の内容で知識が得られるというのは幻想だと思います。
情報商材の内容だけに頼るのは、知識不足のままに陥る可能性が高いです。
そこで、その知識不足解消をまた違う情報商材で補い合うのも必ず正しいとは思えません。
情報商材関連だけで、知識不足の解消を行うのは、はっきり言ってお金の無駄。
本人は投資だと思っているかもしれません。
しかし闇雲に投資をすればいいわけがありません。
安易に投資を考える人。この発想をする人がノウハウコレクターです。
その状態では、視野が狭くなってしまいます。
つまり、自分の視野を情報商材関連以外に向ける事が大事だということです。
例えば、
- 市販の書籍を購入する
- ASPや広告主の立場に立って考えてみる
- 情報商材の業界以外の業界や人物の動向にアンテナを張る
などです。
例えば、本を読むことは時間と根気を必要とします。
しかし定評のある本を一冊読むことはそれなりの見返りがあるのは事実。
それが耐えられない人が多いのだと思います。
何の道でもおなじです。
アフィリエイトでも、プロになるために、楽な方法は存在しない、と私は断言します。