アドセンス完全外注化という情弱狩りにあう人達の特徴とは?

最近、グーグルアドセンスの完全外注化で稼ぐ手法が流行っています。

また、外注化教材の実践ブログも増えてきました。

・検索キーワード: faap 実践

しかし、アドセンス外注化をすることで楽に稼げるか?

というと、私の考えはNo!です。

その理由を一言で言うと、すでに飽和しているからです。

グーグルアドセンス外注化が飽和していると考える理由

飽和の流れを説明すると、次のとおりです。

まず、外注の教材の実践者が増えます。

そうすると、クラウドワークスに、外注希望をする人がいきなり増えます。

しかし、外注ライターは一気に増えず、そのままです。
いくら外注ライターにオファーをかけても、徒労に終わる事が多いので、
そうすると、単価を上げざるを得ません

需給バランスの変化=需要過剰、供給不足

また外注化できる記事のテーマも、限られます。

・誰でも書けるテーマ
・よく検索されるテーマ
になります。

しかも、ビックキーワードについては、先行者のブログが占拠している状態です。

先行者利益

自分でお宝キーワードを探す必要があるのですが、これがまた時間がかかるわけです。

そして、後発組ほど、キーワード選定とライバルチェックに時間がかかるようになるので、
消耗するばかりなのです。

 

そして外注化で完成したブログは、似たようなブログが完成をしてしまいます。
ブログに独自の強みがあるわけでもありません。

USPが無い、差別化ができない

その結果、同一記事のテーマでアクセスを奪い合う状況になります。

またグーグルは似たようなブログが乱立することを嫌いますし、
検索する側としても、スパムのように感じられる可能性があります。

 
さらに外注記事は、外注化マニュアルに沿った記事ですし、外注化ライターに、
質の良い記事を期待するのは、現実的ではありません。

ですから、質の高くない記事のごちゃまぜサイトが完成します。

外注を依頼する人も、ライターさんも記事一つ一つ自体に魂がこもったものではありません。
そこにあるのは、いかに楽をして稼げるかという精神が大きいと思います。

そうすると、やはり読み手にも、手抜き感、テキトー感は伝わるものです。

安かろう、悪かろうと言った感じでしょうか?

ですから、そのようなブログは、結果的にも訪問者を満足させるコンテンツではなく、SEO的にも低く評価される可能性が高いと思います。

究極の放置ビジネスという謳い文句の情弱狩りオファー

アドセンス完全外注化を謳う教材のオファーに心が響く人というのは、やはり楽をしたい人たちです。

しかし以上のような飽和の流れの可能性について、考えたことがあるのだろうか?
と思ってしまいます。

いくら外注化と言っても、自分の頭脳自体を丸投げをするわけではありません。

また、自分が記事をうまく書けないから外注化するわけですが。
千文字、300円で外注して、外注ライターの記事の質に、とやかく不満を持つのは、おかしい話です。

私が思うに、アドセンス完全外注化というオファーは、2.3年前まえならともかく現在では、オワコンのビジネスモデルです。

すこし考えてみれば、飽和した現在儲けるのは決して楽ではなく、労多くして功少なしだとわかると思います。

アドセンス外注化で儲かるのは、アドセンス外注化教材を販売している人たちだけです。

たいして儲からないのに、決して楽でもないのに、オファーしているわけです。

つまり、ツルハシビジネスというものです。

しかし、できるだけ楽をしたいという意識の層にとっては、それが気づきません。

また、アドセンス外注化商材を実践しているブログを運営している人は、ブログ内でアドセンス外注化商材をアフィリエイトしています。

さらに、自分の実践の手の内を公開していますが、これは同じ外注化実践者もみることになりますので、競合に利を与えることになります。

これは、結果として自分の首を自分で締める可能性に気づかないのでしょうか?
私はかなり楽観的すぎる考えだと思います。

私がネットで見た人では、外注費用に50万ぐらい使って、現在アドセンス報酬が1万円という人がいました。
つまり、大きなマイナスです。
しかも、これがプラスに転じるまでの間に、さらに競合が増えたり、競合にアクセスを奪われる可能性があります。
決して平坦な道のりではないと思います。

こうして、外注費用は膨れ上がり、物心両面で消耗していくのですが、どうも外注化で楽をしたいという気持ちの人は、思考が浅いように思います。